混載便に関する語句

■「輸送方法」「荷渡し」に関すること

チャーター便
トラックなどの輸送方法を貸し切って専属輸送便として利用すること。
混載便とは異なる輸送方法です。

路線便
複数の荷主の荷物を積合せて拠点間を定期的に運送すること。荷物を混載することにより
小口での出荷ができるため、荷物が少量のときに適した運送方法。

端末輸送
幹線輸送の両端末(集配センター)で集荷業務と配送業務のこと。

幹線輸送
輸送拠点に荷物を集め、別の拠点へ一度に大量に輸送すること。大量輸送機関を利用することで輸送費削減に繋がる。

帰り便
着地から発地までの片道の運行のこと。発地から着地までの「行き便」に対し、「帰り便」は荷物が無いこともあるため、帰り便を有効活用することが必要。

共同配送
複数の企業が、同じトラックに荷物を積み合わせて配送を共同化すること。共同配送により、効率化やコスト削減が実現できる。荷物は混載される。

共同物流
コスト削減のために複数の荷主が同じ倉庫に共同して商品を保管し、荷役を行い、共同で配送すること。配送の際には荷物は混載される。

地場輸送
日帰りで配送できる比較的狭い範囲内の輸送のこと。これに対し、日帰りでは配送できない距離の輸送を長距離輸送という。

販売物流
販売した商品を顧客に届ける物流のこと。顧客の注文を受けてから、顧客のもとへ配送するまでの過程。

複合一貫輸送
同一の輸送業者が2種類以上の異なる輸送手段を組み合わせて一貫輸送を行うこと。

回収物流
不良品や廃棄物、リサイクル物質の回収する際の物流のこと。
静脈物流、廃棄物流とも呼ばれる。

横持ち
主に拠点間や拠点内の移動のこと。流通加工等を行うため、最終納品先へ届ける前に発生する。これに対し、ビル等の多層階内の物の移動を縦持ちという。

車上渡し
目的地への輸送までをドライバーが行い、荷台からの荷卸しや設置は受取人が行う納品方法のこと。ドライバーが荷受人の軒下まで荷物を運ぶことはありません。

軒下渡し
納品先での荷卸しまでをドライバーが行う。ドライバーが敷地内に入って、商品の設置や組み立てを行うことはありません。

ドレージ
主に海外からコンテナで輸送されてきた荷物を、デバンニングすることなく直接目的地まで陸送すること。港でデバンニングを行うよりも、リードタイムや輸送コストを低減できる。

静脈物流
一度最終消費者まで行き渡った商品を、リユース・リサイクルするために再資源化拠点まで運搬すること。回収物流。これに対し、消費のために供給する物流を動脈物流という。

特別積み合わせ貨物輸送
不特定多数の荷主の荷物を積み合わせてターミナル間を定期的に運送すること。路線便。

■荷物に関すること

一般貨物
生鮮品や液体貨物などの非乾貨物以外の通常貨物のこと。特別な荷扱いや積み付けを必要とせず、通常の物流システムによる処理が可能。

パレット
荷物をまとめて載せるための荷役台のこと。一般的にフォークなどの差込口を有し、平パレット、ボックスパレット、シートパレットなどの種類がある。混載便の荷物に多く使用されている。

オリコン(折り畳みコンテナ)
折り畳むことができる箱型の輸送容器のこと。プラスチック製が一般的で、リユースが可能。
混載便にも使用される。

通い箱(通函)
工場間や取引先間を行き来して循環させる輸送容器のこと。再利用を前提として、企業独自で開発・購入される。

緩衝材
輸配送中の荷物を、外部からの衝撃や振動から保護するクッション材のこと。発泡スチロール、気泡緩衝材、段ボール等が用いられる。混載便での商品事故防止にも重要。

直積み(直置き)
貨物を直接床に置いて保管する方法。平積み(平置き)。

シッピングマーク
貨物の外装に、貨物を特定できるように表記された記号や番号のこと。荷印、ケースマーク。

荷印
貨物の外装に、貨物を特定できるように表記された記号や番号のこと。ケースマーク、シッピングマーク。

荷姿
貨物の外観の状態のこと。梱包形態(段ボール、木箱、ドラム缶、一斗缶、フレコンバックなど)を指すことが多い。

パレタイズ
貨物をパレットに積むこと。

ロット
同一仕様の製品をまとめた数量のこと。輸送、荷役、保管を行う際の処理単位として使用する。

カゴ車
仕分場の一時保管や、トラックへの積込場までの搬送に用いられる運搬用台車。
ロールボックスパレットとも呼ばれる。

口割れ
2個口以上の荷物が別々の便に載ってしまうこと。混載便では荷物が多いと発生するケースがある。

■運賃に関すること

個建て運賃
貨物1個あたりの運賃のこと。サイズ、重量、距離などの区分に応じて確定額で定められ、通常は宅配便やメール便に適用される。


容積で測定した貨物の大きさのこと。1才は1尺の立方体の体積のことで、㎥で換算すると約0.028㎥となる。

タリフ
運賃率表や関税率表などの料金表のこと。運賃率表は国土交通省の定めた標準運賃表を指し、トンキロ(重量と距離の乗算)で定められている。関税率表は輸入品目ごとに課される関税率を定めたもの。

中継料
中継地点(トラックターミナル)での荷物の積み替え料のこと。混載便や長距離輸送において単独の物流企業で対応できない場合、複数の物流企業間でリレー形式の荷物の受け渡しを行うことで発生する。

トンキロ
貨物の輸送量を表す単位のこと。貨物の重量(トン)に輸送距離(キロメートル)を乗じて算出する。

均一運賃
輸送距離とは関係なく、その区間を通じて全ての輸送に対し、均一の運賃を採用すること。
輸送費用の差があまり大きくならない近距離圏で採用される。

■作業に関すること

荷役
輸送、仕分け、積卸し、入出庫作業など、物流過程における作業全般のこと。

デバンニング
海上コンテナから貨物を取り出す作業のこと。

バラ積み
パレットやフォークリフトなどを使用せず、トラックやコンテナに荷物を一つずつ手作業で積み込むこと。

■トラック車両に関すること

ウィング車
バン型トラックの荷物室の側面を跳ね上げて、トラックの側面から積み卸しができる方式のトラックのこと。フォークリフトによるパレットの荷役作業が容易に行えるのが特徴。
混載便に使用されることも多い。

ユニック車
重量品を荷台へ積み込むためのクレーンを装備したトラックのこと。

エアサス(エアサスペンション)車
トラックの緩衝装置にエアスプリングを採用した車両のこと。荷台の振動を低減し、荷崩れ・荷痛みを防ぐ。混載した荷物を丁寧に輸送するためにも役立っている。

トラクター
トレーラー等を牽引するための、動力装置を持つ車両のこと。

トレーラー
動力装置を持たない被牽引車両のこと。海上コンテナを積載するトレーラーのことをシャーシという。

■倉庫

営業倉庫
倉庫業法に基づき、営業を目的として他事業者の物品を保管する倉庫のこと。営業倉庫は、普通倉庫、冷蔵倉庫、水面倉庫の大きく3つに分けられる。

定温倉庫
温度・湿度を一定に保つ機能を有した倉庫のこと。一般的に10℃~20℃に設定できる倉庫を指し、営業倉庫では普通倉庫に分類される。

デポ
所定の地域の集配送や一時保管を行う、比較的小規模な物流拠点のこと。